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家族葬・弔電はどうしたらよい? 一般的なマナーと家族葬での弔電の考え方について

家族葬・弔電はどうしたらよい?

家族や、本当に近い親類が集まって行う家族葬。家族葬の場合、多くのご遺族が、参列はもちろん、弔電や供花についても辞退しています。ご遺族の側からこのような案内が送られますが、まれに案内が行われない場合もあります。逆のケースももちろんあります。遺族の立場になったときに、どのようにふるまえばよいのでしょうか。この記事では、家族葬の際の弔電について、詳しく解説していきます。

 

家族葬とはどんな葬儀なのか

“家族葬”は、近年、富田林市や河内長野市を中心とした南河内の地域でも、よく行われるようになってきた葬儀の形です。

葬儀は、地域との結びつきなどもあるため、これまでは社会と関わるうえで、形式に則った形で葬儀を行うことが一般的でしたが、特に21世紀に入った頃からは、人々の生活や社会との関わりの形が変化したこともあり、こぢんまりとした葬儀や、個人の意に沿った形の葬儀が行われるようになってきました。

家族葬は、家族、そして近しい親族などの間で行われる葬儀のことです。通常は多くても30人程度で行われますが、富田林市や河内長野市、河南町、千早赤阪村などの旧村では、家族親族だけでも50人を超えることがあり、“家族葬”といえどもかなりの規模になります。

弔電について

弔電は、葬儀に参列できない場合に、ご遺族に対し、お悔やみの気持ちを表すために送る電報です。弔電はNTTや郵便局で申し込むことが可能ですが、インターネット経由でもサービスを利用可能です。NTTの場合、115に電話をかけることで弔電が送れます。19時までに手続をすれば、その日のうちに全国に配達が可能です。弔電を送るとなると、その文面にどうしても悩んでしまいがちですが、そんな場合でも、オペレーターが対応してくれるので心配はいりません。インターネットの場合も同様に、迷わず、電報に書かれる内容をチェックしながら手続が可能です。料金は通常、弔電の台紙や文字数により決まります。一般的には3,000~5,000円程度が目安になるでしょう。弔電の台紙は、故人との関係性を考えて送るのが一般的です。ビジネスの関係者の場合は、安っぽくみえないけれども豪華すぎないものを選ぶとよいでしょう。

 

 

NTTの電報例

家族葬における弔電マナー

家族葬における弔電マナーについて、喪主・弔電を送る側、それぞれの視点からご紹介していきます。

家族葬における弔電マナー・喪主の場合

家族葬など、小規模でプライベートな葬儀の場合は、弔電をお断りするケースが多いようです。ただ、その際は、かならず弔電をお断りすることを、事前に知らせておかなければなりません。故人、そして遺族の意向で家族葬となるため、弔電や供花、香典などは辞退するという内容の案内を送付しておきましょう。

ただ、それでも弔電が送られてきてしまうことはあります。なんらかのタイミングにより、連絡が行き違いになってしまったことも考えられますので、お断りをしたからといって受け取らないのではなく、通常の葬儀と同じように対応し、感謝の手紙を返すことが望ましいでしょう。

■家族葬における弔電マナー・送る側の場合

もしも弔電をお断りするという趣旨の連絡がご遺族からあった場合は、それを尊重し、弔電は送らないのがマナーです。「いくらなんでも失礼じゃないだろうか…」などと心配したくなる気持ちもわかりますが、故人やご遺族の意向ですから心配することはありません。どんなに心をこめて送った弔電でも、意向に反したものはただの迷惑です。

ただ、家族葬でも弔電だけは辞退しないご遺族は多いので「家族葬だから弔電は送らない」というわけではありません。また、家族葬の場合でも、その弔電の中身は一般葬と特に変わりはありません。

故人が亡くなったことを人伝いに耳にして、ご遺族がどのような意向を持っているのかどうかわからない場合もあります。このような場合は、できれば葬儀が行われる施設(葬儀社)に遺族の意向を確認するとよいでしょう。弔電は普通、葬儀会場に送るからです。

ご遺族が弔電をお断りするという意思を持っていない場合は、葬儀の喪主宛に弔電を送ります。もし、喪主のお名前がわからない場合でも、葬儀社に問い合わせれば教えてくれます。どうしても確認できない場合は「~家ご遺族様」として送るとよいでしょう。

先ほども触れたとおり、弔電の送り先は葬儀会場になります。これは一般的な葬儀の場合でも同様です。弔電は霊前にお供えすることになるものなので、自宅に送ってしまうとそれができません。もしも葬儀の日程に間に合わないようであれば、ご遺族の自宅を送り先として弔電を送ります。

弔電を送る場合の一般的なマナーについて

家族葬であるかどうかは別として、弔電を送る場合に注意すべきマナーや決まりがあります。ここからは、弔電を送る場合の一般的なマナーや決まりについてご紹介します。

忌み言葉に注意

忌み言葉とは、「死」「苦しみ」「繰り返し」などを思わせるような言葉のことです。葬儀においては、このような言葉は慎まれるので、当然、弔電においてもこのような言葉は使わないのがマナーです。

葬儀の場や弔電では、「死」そのものを表す言葉だけではなく、間接的に死を連想させる言葉も使いません。意外に感じるものも中にはあるかもしれませんが、以下に少し挙げておきます。

「無くす」「切れる」「終わる」「痛い」「枯れる」「四」「九」「生きている頃」など。

これら以外にもまだまだ数多くの弔電では避けるべき言葉があります。また、不幸の繰り返しを連想させるような言葉も忌み言葉とされており、たとえば、

「くれぐれも」「次々と」「再三」などがあります。弔電を送る際は、このような繰り返しを連想させる言葉にも注意しましょう。

忌み言葉は、宗教により異なる場合があるので、ここでは宗教的な観点もプラスして忌み言葉についてご説明します。宗教により考え方が異なるので、不幸と感じられる言葉にも違いがあるのです。

・仏式の葬儀に送る弔電で避けるべき言葉

仏式の葬儀では「迷う」や「浮かばれない」などの言葉は忌み言葉とされます。

・神式やキリスト教式の葬儀の場合

神道やキリスト教では、仏様ではなく神様を信じているため、葬儀に関する言葉も、基本的に仏式の葬儀で使われる言葉とは異なります。そのため、

「供養」「冥福を祈る」「成仏」

などの言葉は使われません。神式やキリスト教式の葬儀に弔電を送る場合は注意しましょう。

そのほかに、夫婦の別れを想起させるような言葉も忌み言葉とされます。たとえば、

「捨てる」「冷める」「別れる」

などの言葉が該当します。

・口語的な言い回しにも注意

普段から美しい言葉遣いが身についていればよいのですが、なかなかそういう人は多くありません。「やばい」などは、ついつい口から出がちな言葉ですが、このような口語的な言い回しにも注意しましょう。

・句読点は使わない

弔電では、句読点を使わずにスペースや括弧などで代用します。忌み言葉同様、「切る」という意味を連想させるからだと考えられます。

忌み言葉は多いので、どの言葉を選んだらよいのか迷ってしまいそうですが、実際に弔電を送る際はテンプレートも用意されているので、それほど心配する必要はありません。

まとめ

家族葬と弔電、そして弔電のマナーについてご説明してきました。家族葬の場合でも、ご遺族から辞退の連絡がない場合は、弔電を送ります。ご遺族側は、弔電などを辞退するのであれば、あらかじめ連絡する必要があるでしょう。連絡をしたのに弔電が届いた場合でも、受け取りを拒否するのではなく、感謝の気持ちを伝えることは大切です。弔電を送る側は、そのような気持ちをさせないよう、ご遺族の意に沿った行動をとるようこころがけましょう。

家族葬の天翔 大西敬行

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