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家族葬 天翔 富田林市

苦しみと向き合う方法   ~葬儀の後の心の苦しさ、寂しさとどう向き合うのか?

 

葬儀に関わる仕事をしていて、
いつも解決したくても、
出来ない問題があります。

根本的すぎることなのですが、
大切な誰かが亡くなったとき、
かけがえのない誰かを失ったとき、
そのとき、その後に襲ってくる、
心の苦しみをどう克服するのか?、という問題です。

多分、人類は文明を持って以来、
この、”根本的な苦しみ”を
なんとか克服しようと様々な考えを巡らせ、
死と再生の物語を生み出し、
語って聞かせ、そばに寄り添い、
哲学的に解決しようと努力したり、
動物からヒントをもらったり、
共同体の中で癒やし合ったり、
苦行で克服しようとしたり、
音楽や絵画、映画などの芸術に救いを求めたり
してきました。

 

そうした中で宗教が生まれたのかもしれない。

 

 

 

 

 

釈迦とイエスはその答えを示しました。

釈迦は自らの智慧による解脱を説きました。
そもそも生きことは苦しみであり、
老いること、

病気になること、

死ぬことも苦しみである。

そして、
愛する者との別れの苦しみ。
求める物が手に入らない苦しみ。
怨み、憎い人と会わねばならぬ苦しみ。
自らの肉体と精神が意のままにならない苦しみ。(四苦八苦)
これらは誰も逃れる事のできない
人間の根本的な苦しみである。

だから、苦しみに抗うのではなく

自分の心を見つめて、
自分の心の動きを探り、
苦しみの原因を突き止める。
自分の自由にできない事に対する
執着を捨てる。

「これは、そう、苦しいもんなんだ。」

と、苦しみを納得する。
誰でもみんな苦しむことなので、
受け入れるという事で、
何か少し、心にかかった霧が晴れる。

対してイエスは、
神による救済を示しました。
神の物語を信じて、
神に全てをゆだね
神の慈悲にすがる。。。
そして死後、神の国に迎えられる。
死ぬことは怖いことではない。
神のそばに近づける、

と言う解決方法です。

 

釈迦は自分から苦しみを解決する
イエスは神様の救い信じ、救ってもらう。

 

釈迦は心の救いに向かって自分で歩く。
イエスは神によって、心を救ってもらう。

 

真逆です。

 

私は釈迦の教えが好きなので、
苦しんでいる人には
仏教的なアドバイスをしています。

苦しみを受け入れるという事は、
結局のところ、
肉体にも精神的にも
苦しみ、それ自体を取り除くことはできない。

心の苦しみを苦しみとして、あるがままに
見つめて、受け入れる。
これが智慧です。

心の、ドンヨリとした苦しみの暗闇に
あるがままに苦しみを受け入れる、と言う
智慧の光を当てる。

真っ暗は誰でも怖い。
ひとすじでも明かりがさせば、
歩いていけます。
明るく照らせばれば、
実は、暗闇には何も無かった。

暗闇の中で、怖いと思いこんでいた
猛獣も障害物も、
実は何もないのかも知れない。

それは、明かりがなければ見えないのです。

苦しみの正体は、
実はそんな事かもしれませんね。

 

富田林市の家族葬専用ホール天翔 大西敬行

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